こんな症状でお悩みの方
- 目のかゆみ
- 目やに
- 異物感
- 充血(赤くなる)
- 乾燥
- かすみ、視力低下
- 視野の異常・疲れ目
- 物が二重に見える
- 痛み
- ゆがみ
- 光がまぶしい
- 黒いものが飛ぶ(飛蚊症)
など
診療内容
- 眼科一般
視力、視野、眼圧、両眼視機能、角膜内皮撮影、調節訓練、めがね処方など - 精密検査
蛍光眼底造影検査、OCT(3次元画像解析) - 眼科処置
抗VGEF薬硝子体内注射、涙道洗浄、涙道ブジー、涙点プラグ挿入 - 眼科手術
白内障眼内レンズ日帰り手術、内反症、眼瞼下垂、翼状片、結膜弛緩症、斜視、霰粒腫など - レーザー光凝固
糖尿病網膜症、網膜裂孔、眼底出血、緑内障、後発白内障、中心性網膜症など - コンタクトレンズ
検査、処方、装用指導、コンタクトンズ管理指導
◆当院では、点眼薬・内服薬の院内処方を行っております。
緑内障
緑内障とは、視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病気のことです。
病気の進行は非常にゆるやかで、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。
緑内障は中高年の方に起こる代表的な病気のひとつです。
治療が遅れると失明に至ることもあります。症状がない場合でも40歳を超えたら定期的に眼圧検査・眼底検査・視野検査などの検査することをお勧めします。
レーザー光凝固
レーザー光凝固術とは、網膜をはじめとする眼底(眼球の奥)の病変部にレーザー光線を照射して焼き固めることによって、病気の進行を阻止するために行われる治療法です。
当院では、網膜裂孔・糖尿病網膜症・緑内障・中心性網膜症・網膜静脈血栓症などに対して、網膜レーザー光凝固術による治療を行っています。
また、白内障術後に眼内レンズの支持のために残した水晶体膜が濁って視力が低下する後発白内障に対しても、YAGレーザー(ヤグレーザー)の数分の処置でスッキリ視力が改善します。
◆網膜裂孔
網膜裂孔とは、カメラでいうフィルムに位置する網膜に穴があいたり、裂け目ができた状態です。そのままにしておくと、その裂け目や穴に水が入り込んで網膜を徐々に剥がし、網膜剥離になる危険性があります。網膜裂孔の周囲をレーザーで焼いて固めることで、網膜剥離への進行を予防します。
レーザーの処置は点眼麻酔下に治療用コンタクトレンズを付け、数分で終了します。
◆糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症のひとつで、初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると失明に至る恐れのある病気です。糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、網膜に酸素が行きわたらなくなります。酸素不足を補うために、新生血管が作られますが、この血管はもろいために出血が起こりやすく、出血は視力低下の原因ともなります。新生血管の発生を予防、また既にできた新生血管を減らすために、レーザー光凝固術を行います。
抗VGEF薬硝子体内注射
体の中には、脈絡膜新生血管の成長を活性化させるVEGF(血管内皮増殖因子)という物質があります。このVEGFの働きを抑える抗VEGF薬を眼内に注射することにより、新生血管の増殖を抑制し、出血や浮腫を引かせる治療が抗VEGF療法です。
加齢黄斑変性や黄斑浮腫には、抗VGEF薬硝子体内注射による治療を行います。
当院では、症状の程度や状態によりルセンティス ®、アイリーア®、バビースモ ®を使用しています。
◆加齢黄斑変性
加齢黄斑変性とは、年を重ねることに伴い、網膜の中心である黄斑に障害が起こり、見え方に変化が生じる病気です。おもな症状は、ゆがんで見える、視野の中心が暗くなる、見たいものがはっきり見えないなどが挙げられます。
当院では、OCT(眼底3次元画像解析装置)を使用して診断します。
◆黄斑浮腫
黄斑とは、網膜の中心部の名称で、黄斑は視力を決める一番大切なところです。
この黄斑部に様々な病気が生じると視力低下の原因となります。
黄斑浮腫とは、黄斑部に浮腫(むくみ)が生じ、物が見えづらくなる病気です。糖尿病網膜症、網膜静脈血栓症の合併症として発症します。